がい‐けん【概見】
[名](スル)ざっと見ること。大体のようすを知ること。おおよその観察。
がい‐げん【概言】
[名](スル)大体の要旨を言うこと。また、その言葉。「文章全体を—する」
がい‐さん【概算】
[名](スル)大体の数量または金額を計算すること。「経費を—する」
がいし‐て【概して】
[副]大体において。一般に。「ここの生徒は—おとなしい」
がい・す【概す】
[動サ変]大体のところをまとめる。大まかにしめくくる。「種々の事件我国に起りしかど、之を—・するに」〈田口・日本開化小史〉
がい‐よう【概容】
大体の内容。あらまし。「話の—をつかむ」
疵(きず)を求(もと)む
《「韓非子」大体から》ことさらに人の欠点や過失を探し求める。毛を吹いて疵(きず)を求む。
くち‐うら【口裏/口占】
1 (口裏)言葉や話し方に隠されているもの。また、その人の心の中がうかがえるような、言葉や話し方。「その—から大体のところはわかる」 2 (口占)人の言葉を聞いて吉凶を占うこと。「源氏追討の宣命...
毛(け)を吹いて疵(きず)を求む
《「韓非子」大体から》 1 人の欠点を強いて暴こうとする。 2 人の弱点を指摘しようとして、かえって自分の弱点をさらけ出す。
けん‐とう【見当】
1 大体の方向・方角。「駅はこの—です」 2 はっきりしていない事柄について大体の予想をすること。見込み。「犯人の—はついている」「—をつける」 3 版画や印刷で、刷る紙の位置を決めるための目印...