おお‐さいばり【大前張】
神楽歌の前張の前半部分。⇔小前張(こさいばり)。
おお‐さき【大前/大前駆】
先払いの声を長く引くこと。「殿上人のは短ければ、—小前(こさき)とつけて聞きさわぐ」〈枕・七八〉
おお‐まえ【大前】
1 神や天皇の前を敬っていう語。みまえ。「天照大御神の—に白(まを)さく」〈祝詞・祈年祭〉 2 数人で弓を射るとき、最初に射る射手。「総射手の前に射る故—と云ふは」〈貞丈雑記・一二〉
おおまえだ‐の‐えいごろう【大前田英五郎】
[1793〜1874]江戸末期の博徒(ばくと)。上野(こうずけ)国勢多郡宮城村大前田(現前橋市)の人。15歳で地元の博徒を殺して逃走。のちに名古屋を中心に勢力をもった。
だい‐ぜんてい【大前提】
1 論理学で、三段論法の2前提のうち、大概念を含む前提。 2 あるものの、成立・存在の根本となる条件。「人命尊重が—だ」
だい‐ぜんていせん【大前庭腺】
⇒バルトリン腺