きり‐じに【切(り)死に/斬(り)死に】
[名](スル)切り合って死ぬこと。「大勢と渡り合って—した」
きんぎょ‐の‐ふん【金魚の糞】
切れずに長くつながっているさま。大勢の人が、一人の人物にぞろぞろとついて回るさまなどにいう。金魚のうんこ。「取り巻きが—のように付き従う」
ぎゃく‐ばり【逆張り】
1 取引で、人気のよいときに売り、悪いときに買うこと。⇔順張り。 2 俗に、大勢や時流に逆らう言動をすること。「—の主張」
ぎゅう【妓夫】
客引きや護衛をしながら夜鷹などについて歩く男。また、遊女屋で客引きをする若い男。妓夫太郎。「—が夜鷹を大勢連れて来ていて」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 [補説]「牛」とも書く。
くびひき【首引】
《「くびびき」とも》狂言。印南野(いなみの)で鬼に出会った鎮西八郎為朝が、姫鬼と腕押しなどの勝負をして勝ち、さらに大勢の鬼を相手に首引きをして勝つ。
蜘蛛(くも)の子(こ)を散(ち)ら・す
《蜘蛛の子の入っている袋を破ると、蜘蛛の子が四方八方に散るところから》大勢のものが散りぢりになって逃げていくことのたとえ。「悪童どもは—・すように逃げ去った」
ぐん‐ゆう【群遊/群游】
[名](スル) 1 大勢が集まって遊ぶこと。 2 むらがって泳ぐこと。「大洋を—するイルカ」
けい‐こう【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに言う—がある」 2 思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかた...
けんきゅう‐かい【研究会】
あることを研究する目的で設けられた会。 明治24年(1891)堀田正養(まさやす)・大原重朝・岡部長職(ながもと)・正親町実正(おおぎまちさねまさ)ら華族議員を中心として結成された貴族院内の...
けんけん‐がくがく【喧喧諤諤】
[ト・タル][文][形動タリ]《「けんけんごうごう(喧喧囂囂)」と「かんかんがくがく(侃侃諤諤)」とが混同されてできた語》大勢の人がくちぐちに意見を言って騒がしいさま。「—たる株主総会の会場」