かみなり‐おやじ【雷親父】
何かというと大声でどなりつける、口やかましいおやじ。
雷(かみなり)が落(お)・ちる
目上の人に大声でどなられてしかられる。「父の—・ちる」
空(から)の樽(たる)ほど音(おと)が大(おお)きい
愚か者ほど大声でよくしゃべるということのたとえ。
かん【喊】
[音]カン(呉)(漢) [訓]さけぶ 大声をあげる。さけぶ。「喊声/吶喊(とっかん)」
かん【喚】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]わめく よぶ 1 大声で呼ぶ。わめく。「喚呼・喚声/叫喚」 2 呼び出す。「喚起・喚問/召喚」
かん‐きょう【喚叫】
[名](スル)大声を上げてさけぶこと。叫喚。「学徒が救いを求めて—している」〈原民喜・夏の花〉
かん‐こ【喚呼】
[名](スル)大声で呼ぶこと。また、その声。「信号を—して確認する」
がら‐がら
[副](スル) 1 物が崩れたりぶつかったりするときの、大きく響く音を表す語。「—(と)壁が崩れる」 2 引き戸の開閉や、堅い車輪の回転の音を表す語。「格子戸を—(と)開ける」「荷車が—(と)...
がらがら‐ごえ【がらがら声】
がさつな大声。また、かすれてにごった声。
がん‐どう【頑童】
1 かたくなで、ききわけのない子供。「大声を立てて—の如く泣きおめき始めた」〈有島・カインの末裔〉 2 男色の相手となる少年。