てんのう‐せい【天皇制】
天皇が君主として国家を統治する体制。明治以後から第二次大戦の終戦に至る明治憲法下での体制。広義には、象徴天皇制を含めていうこともある。 [補説]大正末期に、日本共産党がはじめて用いたといわれる。
てんのうたいい‐とくれいほう【天皇退位特例法】
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」の略称。
てんのう‐たんじょうび【天皇誕生日】
国民の祝日の一。現在の天皇の誕生を祝う日。 [補説]もと天長節といったものを昭和23年(1948)に改称。昭和63年(1988)まで4月29日、平成30年(2018)まで12月23日。平成から令...
てんのうのかげぼうし【天皇の影法師】
猪瀬直樹の著作。昭和58年(1983)刊の処女作。大正天皇崩御の際に起こった元号誤報事件「光文事件」など、元号をテーマに天皇制について考察したルポルタージュ。
てんのうのせいき【天皇の世紀】
大仏次郎による長編の歴史小説。昭和42〜48年(1967〜1973)、「朝日新聞」に連載。朝日新聞社が明治維新100周年を記念して企画した連載で、明治・大正・昭和にわたる日本と日本人の歴史が描か...
てんのうのたいいとうにかんする‐こうしつてんぱんとくれいほう【天皇の退位等に関する皇室典範特例法】
皇室典範の特例として、天皇の退位および皇嗣の即位を実現するとともに、天皇の退位後の地位など、退位に伴い必要になることを定めた法律。平成29年(2017)6月成立。公布から3年以内に施行される。
てんのうのぼうし【天皇の帽子】
今日出海の短編小説。昭和25年(1950)発表。同年、第23回直木賞受賞。その後片岡千恵蔵主演で映画化。
てんのうのりょうりばん【天皇の料理番】
杉森久英の小説。昭和54年(1979)刊行。主人公の秋沢篤蔵は、大正から昭和時代にかけて宮内省大膳寮(だいぜんりょう)厨司長(ちゅうしちょう)を務めた秋山徳蔵がモデル。テレビドラマ化もされた。
てんのう‐へいか【天皇陛下】
当代の天皇を敬っていう語。今上(きんじょう)陛下。