たいよう‐ねん【太陽年】
太陽が春分点を通過してから再び春分点に来るまでの時間。1太陽年は365.2422日。春分点が黄道上を動くため恒星年より短い。回帰年。
たいようのきせつ【太陽の季節】
石原慎太郎の短編小説。昭和30年(1955)、第1回文学界新人賞、第34回芥川賞受賞。昭和31年(1956)映画化され、作者の弟である石原裕次郎のデビュー作となる。→太陽族
たいようのこ【太陽の子】
灰谷健次郎の児童文学作品。昭和53年(1978)刊行。挿絵は田畑精一。神戸に住む少女ふうちゃんは、父親が精神を病んだきっかけを調べる過程で、沖縄戦の歴史を知る。昭和55年(1980)、「太陽の...
たいよう‐の‐しま【太陽の島】
《Isla del Sol》チチカカ湖にある島の一。ボリビア領。先住民のアイマラ族が多く居住する。段々畑が広がり、ジャガイモやキノアを産する。インカ帝国発祥の地とされ、月の島とともに聖なる場所と...
たいようのせかい【太陽の世界】
半村良の長編SF小説。雑誌「野性時代」で昭和55年(1980)1月号より連載開始。ムー大陸2000年の歴史を全80巻で描く大河ロマンとして構想されたが、平成元年(1989)刊行の18巻で中断、著...
たいよう‐の‐とう【太陽の党】
たちあがれ日本が改称した保守政党。平成24年(2012)11月、東京都知事を辞任した石原慎太郎の合流を機に改称。4日後に日本維新の会に合流して解党した。平成26年(2014)、元メンバーを中心...
たいよう‐の‐とう【太陽の塔】
大阪府吹田市の万博記念公園内にある建造物。昭和45年(1970)に開催された万国博覧会のシンボルとして岡本太郎が制作。円筒形の胴に2本の腕と三つの特徴的な顔面をもつ。高さ約70メートル。
たいようのないまち【太陽のない街】
徳永直(とくながすなお)の小説。昭和4年(1929)発表。大正15年(1926)の共同印刷争議を題材に、労働組合の闘争とその敗北を描いたプロレタリア文学の代表作。
たいようのみやこ【太陽の都】
《原題、(イタリア)La città del sole》カンパネラのユートピア物語。1623年刊。哲学者の教皇が指導者の理想国家を描く。
たいよう‐の‐ワカ【太陽のワカ】
《Huaca del Sol》ペルー西部の都市トルヒーリョの南郊にある古代遺跡。紀元前100年頃から紀元後650年頃に栄えたモチェ文化の代表的な建造物であり、500メートルほど離れて対となる月の...