い【夷】
《昔、中国で未開人、蛮族をさしていった語から》異民族。えびす。
い【夷】
[人名用漢字] [音]イ(呉)(漢) [訓]えびす 1 古代中国で、東方の未開人の称。また一般に、異民族。未開の民族。「夷狄(いてき)/華夷・攘夷(じょうい)・征夷・東夷・蛮夷」 2 平らで低い...
い‐きょく【夷曲】
《古く「ひなぶり」に当てた「夷曲」を音読みにした語》 1 記紀にみられる上代の歌謡の一種。ひなぶり。 2 狂歌。ひなぶり。
い‐じん【夷人】
未開人。野蛮人。また、外国人を軽視していうこともある。
いすみ
千葉県南東部、房総半島東岸にある市。大原駅で外房線といすみ鉄道が接続する。イセエビ漁が盛ん。平成17年(2005)12月、夷隅(いすみ)町・大原町・岬町が合併して成立。人口4.1万(2010)。
いすみ【夷隅】
千葉県南東部、いすみ市西部を占める地域の名。房総丘陵の東に位置する。夷隅郡大多喜町・御宿町と、いすみ市内の旧夷隅町にあたる地域。
いすみ‐がわ【夷隅川】
千葉県南東部を流れる川。勝浦市の山地に源を発し、いすみ市北東部の太東(たいとう)崎の南で太平洋に注ぐ。長さ68キロ。蛇行をくり返して流れ、県下有数の流域面積をもつ。中・下流域は穀倉地帯。
い‐そく【夷則】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より八律高い音。日本の十二律の鸞鏡(らんけい)にあたる。 2 陰暦7月の異称。
い‐てき【夷狄】
《古代中国で、東方の未開国を夷、北方のそれを狄といったところから》未開の民や外国人。野蛮な民族。→東夷 →北狄
いてきししゅう【夷狄詩集】
《原題、(フランス)Poèmes barbares》ルコント‐ド‐リールの詩集。1862年刊。ケルト、スカンジナビア、ポリネシアなどの神話を素材とする。