はしり‐ま・う【走り舞ふ】
[動ハ四]せわしく走りまわる。また、奔走する。「—・ひて、中御門の門より入りて」〈宇治拾遺・一一〉
はしり‐まわ・る【走り回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらを走る。かけまわる。「子供が廊下を—・る」 2 用事をもってあちこちと忙しく歩き回る。奔走する。「資金繰りに—・る」
はなをはこぶいもうと【花を運ぶ妹】
池沢夏樹の小説。平成12年(2000)刊行。バリ島で麻薬所持のため逮捕された兄を救おうとする妹の奔走、画家としての苦悩を抱えた兄の再生を描く。毎日出版文化賞受賞。
ふっかつ【復活】
《原題、(ロシア)Voskresenie》レフ=トルストイの長編小説。1899年発表。かつて自分が誘惑した娘カチューシャが無実の罪に問われているのを知ったネフリュードフ公爵が、良心の呵責(かし...
ほん【奔】
[常用漢字] [音]ホン(呉)(漢) [訓]はしる 1 勢いよく駆ける。はしる。「奔走・奔馬・奔放・奔流/狂奔・騰奔・東奔西走」 2 走って逃げる。「出奔」 3 男女が正しくない性関係を結ぶ。「...
ほん‐そ【奔走】
「ほんそう(奔走)」の音変化。「民を憐むこと、初孫をお祖父(ぢい)祖母(おば)の大事に—するより情深し」〈浮・宗匠気質〉
ほん‐ち【奔馳】
[名](スル)走ること。奔走。「—し去る満村の馬車を目送するや」〈芥川・開化の殺人〉
ほん‐めい【奔命】
主君の命を受けて奔走すること。転じて、忙しく活動すること。
りゅう‐らく【流落】
[名](スル)落ちぶれてあちこちをさすらうこと。「奔走艱難して、諸国に—し」〈竜渓・経国美談〉