ふるい‐おこ・す【奮い起(こ)す/振るい起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 (奮い起こす)はげまして気力を盛んにする。「勇気を—・す」 2 (振るい起こす)手段・方法などを尽くして、学術・産業などの勢いを盛んにする。「工業を—・す」
ふるい‐た・つ【奮い立つ/奮い起つ】
[動タ五(四)]気力が盛んになる。心が勇みたつ。「援軍の到着に—・つ」
ふる・う【奮う】
[動ワ五(ハ四)]《「振るう」と同語源》気力が盛んになる。また、気力を盛んにする。「気力を—・って闘う」
ふるっ‐て【奮って】
[副]自分から進んで。積極的に。「—ご参加下さい」
ふん【奮】
[音]フン(呉)(漢) [訓]ふるう [学習漢字]6年 ふるい立つ。気力をふるう。「奮起・奮迅・奮戦・奮発/感奮・興奮・発奮」
ふん‐き【奮起】
[名](スル)ふるいたつこと。勇気・元気をふるい起こすこと。「大いに—して勉強する」
ふん‐げき【奮撃】
[名](スル)力をふるい攻撃すること。
ふん‐げき【奮激】
[名](スル)はげしくふるいたつこと。心をふるい起こすこと。「危急の時なれば、人心の—せること」〈竜渓・経国美談〉
ふん‐こう【奮興】
[名](スル)ふるい立つこと。「自己を—させた成行(なりゆき)に過ぎない」〈漱石・坑夫〉
ふん‐しん【奮進】
[名](スル)気力をふるい起こして突き進むこと。「希望の地に—して」〈宙外・独行〉