おんな‐おうぎ【女扇】
女持ちの小型の扇。→男扇
おんな‐おび【女帯】
女性の締める帯。→男帯
おんな‐おや【女親】
女のほうの親。母親。母。⇔男親。
おんな‐かぶき【女歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)京都に始まった、女性を主とする歌舞伎。寛永6年(1629)に風紀を乱したとして禁止された。阿国(おくに)歌舞伎・遊女歌舞伎など。
おんなからのこえ【女からの声】
青野聡の小説。昭和59年(1984)刊。同年、第6回野間文芸新人賞受賞。
おんな‐がく【女楽】
女ばかりで、または、女が中心となって演奏する音楽。「箏(さう)琵琶(びは)の音(ね)も合はせて、—試みさせむ」〈源・若菜下〉
おんな‐がた【女形/女方】
歌舞伎で、女の役を演じる男の役者。また、その役柄。江戸初期に、女歌舞伎が禁止されて以後に現れた。おやま。⇔男形(おとこがた)。
おんな‐がた【女方】
1 男と女とを二組に分けた、その女の側。⇔男方。「—の心ゆるし給はぬ事の紛れあるは」〈源・竹河〉 2 妻の身内。妻の親戚。「—よりもたびたびものすることありしにも」〈宇津保・楼上上〉 3 女のい...
おんな‐がな【女仮名】
平仮名(ひらがな)。草仮名(そうがな)。→男仮名
おんな‐がら【女柄】
女が着るのにふさわしい柄。→男柄