あだっ‐ぽ・い【婀娜っぽい】
[形]女性の容姿や身のこなしが、なまめかしく、美しい。色っぽい。「—・い浴衣姿」 [派生]あだっぽさ[名]
あだ‐つ・く【徒つく】
[動カ四] 1 浮気心を起こしてそわそわする。「女郎衆が—・いてならぬ故(ゆゑ)」〈黄・艶気樺焼〉 2 いちゃつく。じゃらつく。「奥座敷の女郎が東洲に—・いた」〈洒・遊子方言〉
あだ‐な【徒名】
1 男女関係についてのうわさ。浮き名。「—が立つ」 2 事実無根の評判。「急ぎ首取り御分(ごぶん)が—を清めてくれよ」〈浄・主馬判官盛久〉
あだ‐ぶし【徒臥し】
1 独り寂しく寝ること。あだね。「そま人のまきの仮屋の—におとするものはあられなりけり」〈山家集・上〉 2 その場かぎりの男女の交わり。あだまくら。「かの—の因果めが煩悩を起こさせますと」〈浄・...
あだ‐め・く【婀娜めく】
[動カ五(四)]女がなまめかしく色っぽく見える。色めいた感じを与える。「—・いた目つき」
あだ‐やか【婀娜やか】
[形動][文][ナリ](女性の)美しく色っぽいさま。あでやか。「—な笑顔」
あちき
[代]一人称の人代名詞。近世、遊女などが用いた語。
アットヌーン【正午位置】
古川薫の小説。昭和63年(1988)刊。北大西洋のカナリア諸島を舞台に、漁船員の死体冷凍事件の謎を追う日本人記者とスペイン人女性を描く。直木賞候補作。
あっぱっぱ
女性が夏に着る家庭用のワンピース。通気性をよくするように、ゆったりと作る。大正末から昭和初期にかけて大阪地方で言い始めた語。
アップ‐スタイル
《(和)up+style》襟足を見せるように髪をなで上げ、頭頂または後頭部でまとめる女性の髪形。アップ。 [補説]英語ではupdo; upsweep