わか・い【若い】
[形][文]わか・し[ク] 1 生まれてから多くの年数を経ていない。年齢が少ない。「—・いころ」「—・い女性」 2 草木などが生え出てからあまりたっていない。「—・い樹木」「—・い芽」 3 でき...
わかい‐つばめ【若い燕】
年上の女性の愛人になっている若い男。 [補説]奥村博史が平塚らいてうに送った手紙の中で、年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。
わかいひのおもいで【若い日の思い出】
東郷青児による油絵。昭和43年(1968)の作品。濃い青の背景の手前に、白い服の若い女性が立つ姿を描いたもの。損保ジャパン日本興亜美術館蔵。
わか‐おとこ【若男】
1 能面の一。若い男を表す。「女郎花(おみなめし)」「歌占」などに用いる。 2 文楽人形の首(かしら)の一。前髪のある若衆を表す。眉目秀麗で、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の勝頼など...
わか‐おもと【若御許】
年若い女房。「—たちのもの笑ひし給ふ、はづかし」〈栄花・本の雫〉
わか‐おんな【若女】
1 能面の一。品位の高い若い女を表す。「熊野(ゆや)」「松風」などに用いる。 2 年の若い女。「室内に—ありとて」〈名語記〉
わかきひのなやみ【若き日の悩み】
藤森成吉の処女長編小説。東京帝大在学中の大正3年(1914)に「波」のタイトルで自費出版し、鈴木三重吉らに認められた。
わかきむすめたち【若き娘たち】
《原題、(フランス)Les jeunes filles》モンテルランの小説。1936年刊。青年作家と彼をとりまく女性たちの関係を描く。のちに発表された「女性への憐憫」「善の悪魔」「癩を病む女たち...
わか‐くさ【若草】
1 春になって新しく生えてきた草。《季 春》「—や水の滴る蜆籠(しじみかご)/漱石」 2 年の若い女性をたとえていう語。「うら若み寝よげに見ゆる—をひとの結ばむことをしぞ思ふ」〈伊勢・四九〉 3...
わか‐ごけ【若後家】
年が若くて夫に死別した女性。