いい‐ざま【好い様】
[連語]《「いい」は反語的表現》他人のみっともない行動をあざけっていう語。「肝心の本番でとちるなんて、—だ」
好(い)い線(せん)を行(い)・く
ある程度のところまで条件・要求などを満たしている。「彼の歌は—・っている」
いい‐つらのかわ【好い面の皮】
[連語]割に合わないことに出会ったときに、自嘲したり同情したりしていう語。とんだ恥さらし。いい迷惑。「いつも引き立て役にされて—だよ」
いいとこ‐どり【好いとこ取り】
全体の中から、いい部分だけを取り出すこと。「日本と北欧の両方から—をした建築」「—の着メロ集」
いい‐とし【好い年】
[連語] 1 十分に分別のある年齢。多く、年齢に不相当な行為などをあざける気持ちを含んで使う。「—をしてばかなまねをするな」 2 相当な年輩。「先生も、もう—だろう」
いい‐とり【好い鳥】
[連語]「好い鴨(かも)」に同じ。「彼は—がと言わぬばかりにたちまち通せんぼをして」〈中勘助・銀の匙〉
いい‐なか【好い仲】
[連語]男女が愛し合っていること。また、その間柄。「—になる」
いい‐ひと【好い人】
[名]恋人。愛人。「—ができたようだ」 [連語] 1 気質のいい人。好人物。 2 あることにふさわしい人。適任者。「その仕事なら—を紹介しよう」
いい‐め【好い目】
[連語]《望みどおりに出たさいころの目の意から》望んでいたような幸運。幸せな状態。「一人だけ—をみる」「—にあう」
いい‐めいわく【好い迷惑】
[名・形動]《「いい」は反語的表現》自分とは直接関係のないことによって迷惑を受けること。また、そのさま。「—をこうむる」「この忙しいのに、—だ」