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妊娠20週以降から分娩後12週までに高血圧症状あるいは高血圧に加えて尿たんぱくがみられる異常総称母体妊娠に伴うさまざまな生理現象に適応できないために起きると考えられている。日頃から血圧が高い、高血圧の家系、糖尿病肥満多胎、前回妊娠時に妊娠高血圧症候群になった、などの場合に多くみられる。悪化すると子癇 (しかん) 発作肺水腫胎盤早期剝離などを併発し胎児死亡・早産による低体重児出生・胎児仮死などのリスクが高くなる。日常体重・塩分摂取管理・安静重要だが、重症場合は入院による薬物治療が必要となる。

[補説]以前妊娠中毒症とよばれていたが、何らかの毒によって症状が引き起こされるわけではないので、平成17年(2005)に産科婦人科学会により妊娠高血圧症候群と改められた。
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