よう‐すい【羊水】
妊娠時に、羊膜内を満たしている液。羊膜上皮から分泌され、胎児を保護し、分娩(ぶんべん)を容易にする。胎水。羊膜液。
らんかん‐にんしん【卵管妊娠】
受精卵が卵管内に着床して発育する妊娠。子宮外妊娠の中で最も多く、卵管に通過障害のあるときなどにみられる。卵管破裂を起こすと母体が危険。
らんし‐とうけつ【卵子凍結】
卵巣から採取した卵子を凍結して保存すること。 [補説]ヒトでは、将来の妊娠に備えて、悪性腫瘍などの治療の前に行う、医学的適応によるものが多いが、健常な女性が妊娠時期を遅らせる目的で利用する、社会...
リプロダクティブ‐ヘルス‐ライツ【Reproductive Health/Rights】
妊娠・出産・避妊などについて、個人、特に女性みずからが決定権をもつという考え。1994年の国際人口開発会議で確立された。性と生殖に関する健康と権利。RHR。→セクシャルリプロダクティブヘルスライツ
りゅう‐ざん【流産】
[名](スル) 1 妊娠22週未満で妊娠が中絶すること。妊娠12週以降22週未満で流産した場合は、死産届・埋葬許可証が必要となる。 2 計画・事業などが実現に至らず中途でだめになること。「新企画...
リンパみゃくかんきんしゅ‐しょう【リンパ脈管筋腫症】
平滑筋様の腫瘍細胞が肺・リンパ節・腎臓などで増殖する病気。主に妊娠可能な年齢の女性に発症する。指定難病の一つ。LAM(ラム)(Lymphangioleiomyomatosis)。
ルテイン‐のうほう【ルテイン嚢胞】
多く、妊娠初期にみられる良性の腫瘍。HCGという生殖腺刺激ホルモンが過剰に作用し、卵巣が腫れて大きくなる。通常、妊娠16週までに消失する。
例(れい)なら◦ず
1 いつもと違っている。「—◦ず御格子(みかうし)まゐりて」〈枕・二九九〉 2 からだがいつもの調子でない。病気である。また、妊娠している。「—◦ぬさまに悩ましくし給ふ事もありけり」〈源・宿木〉