あら‐たえ【荒妙/粗栲】
1 上代、木の皮の繊維で織った、織り目の粗い布の総称。→和妙(にきたえ) 2 平安時代以降、麻織物のこと。 [補説]書名別項。→荒栲
言(い)い得(え)て妙(みょう)
巧みに言い表しているさま。「バブル経済とは—だ」
きき‐みょうみょう【奇奇妙妙】
[名・形動]《「奇妙」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇妙なこと。また、そのさま。「ここに—の事実ありさ」〈逍遥・当世書生気質〉
き‐みょう【奇妙】
[名・形動] 1 珍しく、不思議なこと。また、そのさま。「科学では説明できない—な現象」 2 風変わりなこと。また、そのさま。「—な格好」 3 非常に趣・おもしろみ・うまみなどがあること。また、...
きょく‐みょう【極妙】
非常に妙味があること。至妙。ごくみょう。
けい‐みょう【軽妙】
[名・形動]文章・話・技などが、軽快でうまみがあること。気が利いていておもしろいこと。また、そのさま。「—な筆致」 [派生]けいみょうさ[名]
げん‐みょう【玄妙】
[名・形動]道理や技芸などが、奥深く微妙なこと。趣が深くすぐれていること。また、そのさま。「—な教理」「—な思想」 [派生]げんみょうさ[名]
こう‐みょう【巧妙】
[名・形動]非常に巧みであること。また、そのさま。「—な手口」「—に立ち回る」 [派生]こうみょうさ[名]
しき‐たえ【敷妙/敷栲】
1 寝床に敷く布。「夏の夜は逢ふ名のみして—の塵払ふまに明けぞしにける」〈後撰・夏〉 2 枕をいう女性語。
し‐みょう【至妙】
[名・形動]この上なく巧みなこと。また、そのさま。絶妙。「—の芸」