アピーズメント‐ポリシー【appeasement policy】
融和政策。外交問題を相手国とある程度の妥協を図りつつ解決しようとする政策。
裏目(うらめ)に◦出(で)る
好い結果を期待してやったことが、逆に不都合な結果になる。「強攻策が—◦出る」「妥協したことが—◦出る」
おおさか‐かいぎ【大阪会議】
明治8年(1875)、参議大久保利通・伊藤博文が、征韓論などをめぐって辞職した木戸孝允・板垣退助に参議復職を求めた会議。立憲体制への漸次的移行で妥協が成立、二人の復帰が決まった。
おとし‐どころ【落(と)し所】
もめ事や話し合いの妥協点。双方が納得する決着点。「関税交渉の—を探る」
おり‐あ・う【折(り)合う】
[動ワ五(ハ四)]意見などが対立する場合に、互いに譲り合って解決する。妥協する。おれあう。「値段が—・う」
オーストリアハンガリー‐ていこく【オーストリアハンガリー帝国】
普墺(ふおう)戦争に敗北したオーストリアが、ハンガリーのマジャール人貴族と妥協して王国の建設を許し、オーストリア皇帝がハンガリー王を兼ねて、1867年に成立した二重帝国。第一次大戦の敗北とともに...
オール‐オア‐ナッシング【all-or-nothing】
すべてか無か。妥協を許さない立場や決意をいう。「—の選択を迫る」
かんぜん‐へき【完全癖】
どこまでも完全性を求めて妥協できずに、結局挫折や自責の念にとらわれる心的傾向。
きょう【協】
[音]キョウ(ケフ)(漢) [学習漢字]4年 1 力を合わせる。「協会・協賛・協同・協力」 2 調子を合わせる。「協調/妥協・不協和音」 3 相談する。話し合って物事をまとめる。「協議・協商・協...
こくさい‐ほげいいいんかい【国際捕鯨委員会】
国際捕鯨取締条約に基づいて設置された国際機関。捕鯨頭数の割り当て、漁期・漁場を設定する。1949年より毎年開催。事務局は英国のケンブリッジ。1982年、大型鯨類の商業捕鯨について一時全面禁止を決...