ばん‐せい【万姓】
多くの民。万民。「政府は—の政府にして」〈森有礼・明六雑誌二〉
ひかん‐びゃくしょう【被官百姓】
戦国時代から江戸時代にかけて、有力な農民に身分的、経済的に隷属していた農民。名子(なご)・門屋(かどや)・家抱(けほう)などと称した地方もある。
ひゃく‐しょう【百姓】
1 農業に従事する人。農民。 2 農業をすること。農作業をすること。「代々—をする家」 3 あかぬけない人や情趣を解さない人をののしっていう語。 4 江戸時代、特に本百姓(ほんびゃくしょう)のこ...
ひゃく‐せい【百姓】
《いろいろの姓(かばね)を持つ公民の意》一般の人民。庶民。ひゃくしょう。「暴虎を恣(ほしいまま)にして、—をしへたげり」〈太平記・三五〉
ふうふ‐どうせい【夫婦同姓】
結婚した夫婦が、夫または妻の姓のどちらかを選んで名乗ること。夫婦同氏。→夫婦別姓
ふうふ‐べっせい【夫婦別姓】
結婚後も夫婦が結婚前の姓を名乗ること。→夫婦同姓
ふく‐せい【復姓】
[名](スル)旧姓に復すること。
ふく‐せい【複姓】
古代、氏名(うじな)のほかに家名・職掌などを重ねて称したもの。中臣鹿島・飛鳥衣縫など。
ぶんつけ‐ひゃくしょう【分附百姓】
江戸時代、分附で名前を記された農民。初期の検地帳に多くみられ、隷属的な身分を示す。
ほん‐せい【本姓】
1 本当の姓名。本名。 2 もとの姓。生家の姓。旧姓。