ほん‐びゃくしょう【本百姓】
江戸時代、田畑・屋敷を持ち、年貢・諸役の負担者として検地帳に登録された農民。農耕のための用水権・入会(いりあい)権を持ち、近世村落の基本階層であった。高持百姓。→水呑(の)み百姓
みずのみ‐びゃくしょう【水呑み百姓】
江戸時代、自分の田畑を持たず、検地帳に登録されない小作・日雇いなどの下層農民。貧しい農民。無高百姓。→本百姓
はっしき‐の‐かばね【八色の姓】
⇒やくさのかばね
やくさ‐の‐かばね【八色の姓】
天武天皇13年(684)に制定された姓制度。従来の姓制度を改めて新たに真人(まひと)・朝臣(あそみ)・宿禰(すくね)・忌寸(いみき)・道師(みちのし)・臣(おみ)・連(むらじ)・稲置(いなき)の...
わき‐びゃくしょう【脇百姓】
中世の名主(みょうしゅ)、近世の本百姓より身分の一段低い農民。
わたり‐こしょう【渡り小姓】
江戸時代、大名・旗本などに渡り奉公をした美少年。