はくちょうひめ【白鳥姫】
《原題、(スウェーデン)Svanevit》シベリウスの管弦楽曲。1908年作曲。ストリンドベリの同名の戯曲の劇付随音楽であり、のちに全7曲の組曲に編曲した。
はし‐ひめ【橋姫】
橋を守るという女神。特に山城の宇治の橋姫が有名。 源氏物語第45巻の巻名。薫大将、20歳から22歳。出家を志す薫が宇治の八の宮を訪ね、二人の姫君に心を動かされること、自分の出生の秘密を知るこ...
はたおり‐ひめ【機織(り)姫】
織女星(しょくじょせい)の異称。
ひめ【姫/媛】
[名] 1 女子の美称。「歌—」「乙—」⇔彦。 2 貴人の娘。姫君。 3 近世上方で、遊女のこと。 [接頭]物の名に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。「—百合」「—鏡台」
び‐き【美姫】
美しい姫。美しい女性。
ぶ‐き【舞姫】
舞をまう女性。舞妓(ぶぎ)。まいひめ。
ぼくはかぐやひめ【僕はかぐや姫】
松村栄子の小説。平成2年(1990)、第9回海燕新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。
まい‐ひめ【舞姫】
《古くは「まいびめ」か》 1 舞を舞う女性。踊り子。ダンサー。 2 五節(ごせち)の舞に出る少女。「五節は二十日に参る。侍従の宰相に、—の装束などつかはす」〈紫式部日記〉 [補説]書名別項。→舞姫
まいひめ【舞姫】
森鴎外の小説。明治23年(1890)発表。ドイツに留学した官吏太田豊太郎と踊り子エリスとの悲恋を通し、明治の青年の近代的自我の目覚めとその苦悩を描く。 石橋忍月による文芸評論。明治23年(1...
みそ‐ひめ【御衣姫】
衣につける姫糊(ひめのり)。「—のぬりたる。これいみじう、よろづの人の憎むなる物とて」〈枕・一四一〉