いぎ‐の‐もの【威儀の物】
即位の礼などのとき、参列する武官などが、儀式の威容を整えるために捧げ持つもの。弓・箭(や)・胡簶(やなぐい)・太刀・桙(ほこ)・盾など。
威儀(いぎ)を正(ただ)・す
身なりを整え、おもおもしい態度をとる。威儀を繕う。「—・して授賞式に列する」
い‐けん【威権】
相手にこちらの意思を押しつけて従わせる力。威力と権力。
い‐げん【威厳】
近寄りがたいほど堂々としておごそかなこと。「—を保つ」「—に満ちた態度」
い‐こう【威光】
人をおそれさせ、従わせる力や勢い。威勢。「親会社の—を笠に着る」
い‐しん【威信】
威厳と信望。「国家の—にかかわる」「—が失墜する」
いしん‐ざい【威信財】
王など権力者の権威や権力を示す財物。とくに、古代における銅鏡や宝剣・王冠などで、神権と王権の不可分性を象徴した。文化人類学の用語。
い‐せい【威勢】
1 人を恐れ従わせる力。「権力者の—に恐れをなす」 2 言語や動作に活気があること。意気の盛んなこと。「—のいい声」「一杯飲んで—をつける」
いたけ‐だか【居丈高】
[形動][文][ナリ] 1 (「威丈高」とも書く)人に対して威圧的な態度をとるさま。「—に命令する」 2 座ったときの背が高いさま。「偏(かたほ)にものし給はむ人の—に髪少なにて」〈栄花・根合〉...
い‐とく【威徳】
厳かで徳の高いこと。威厳と人徳。「—が備わる」