い‐はく【威迫】
[名](スル)威力を示して相手を脅し従わせようとすること。「強談—」「夜は水雷艇隊、其の港口に徘徊(はいかい)して之を—し」〈独歩・愛弟通信〉
いばり‐ちら・す【威張り散らす】
[動サ五(四)]むやみに威張る。だれにでもえらそうな態度をとる。「地位をふりかざして—・す」
いばりん‐ぼう【威張りん坊】
威張ってばかりいる人。偉そうにふるまう人。威張り屋。いばりんぼ。
い‐ば・る【威張る】
[動ラ五(四)]威勢を張って偉そうにする。えばる。「部下に—・る」「手柄を—・る」 [可能]いばれる
いび
奄美(あまみ)・沖縄地方で、ウタキ(御岳)とよばれる聖域の中の神が鎮座する場所。自然石や大木を依代(よりしろ)とする。最高の神職である女性以外は立ち入れない。「いべ」ともいい、「威部」と当てて書く。
い‐ふう【威風】
威厳・威勢のあること。威容。「—辺りを払う」
いふうどうどう【威風堂々】
《原題、Pomp and Circumstance》エルガーの管弦楽のための行進曲集。全5曲。1901年から1930年にかけて、第1番から第5番を作曲。第6番は未完だったが、死後に発見された草稿...
いふう‐どうどう【威風堂堂】
[ト・タル][文][形動タリ]威厳があってりっぱであるさま。「—とした行進」「—たる風貌」 [補説]作品名別項。→威風堂々
い‐ふく【威服/威伏】
[名](スル)権威で従わせること。「諸邦を連ねて、之を—し」〈竜渓・経国美談〉
い‐ふく【威福】
ある時は威力で、また、ある時は福徳をもって思いのままに人を服従させること。