威福(いふく)をほしいままに◦する
思うままに威圧したり、時には福徳をほどこしたりする。「こう云う性(たち)の男が尊敬を受け、それに乗じて—◦すると云うのが常である」〈鴎外・雁〉
い‐ぶ【威武】
威力と武力。勢いが盛んで強く勇ましいこと。武威。「天下に—を示す」
いべ
「いび」に同じ。 [補説]「威部」とも当てて書く。
い‐ぼう【威望】
威光と人望。
い‐めい【威名】
威勢があるという名声・評判。「—天下に鳴り響く」
い‐よう【威容】
人や建物のりっぱで威厳のあるようす。威勢のあるりっぱな姿。「—を誇る大聖堂」
い‐りょう【威稜】
天子の威光。稜威。みいつ。
い‐りょく【威力】
1 他を押さえつけ服従させる、強い力や勢い。「砕氷船が—を発揮する」「—のあるパンチ」「金の—」 2 法律で、人の意思を制圧するに足る有形・無形の勢力をいう。威力業務妨害罪・競売入札妨害罪を構成...
いりょくぎょうむぼうがい‐ざい【威力業務妨害罪】
威力を用いて他人の業務を妨害する罪。刑法第234条が禁じ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。→偽計業務妨害罪 [補説]この場合の業務とは、営業・生産など職業として行う経済活動だ...
い‐れい【威令】
権威のある命令。