じゅう‐えん【重縁】
1 親戚(しんせき)または婚姻の関係にある家と重ねて婚姻・縁組を行うこと。また、その相手の家。 2 深い因縁のあること。前世と現世の縁がかさなったもの。「他人同士親子となるは、よくよく他生の—と...
じゅう‐こん【重婚】
[名](スル)配偶者のある者が重ねて婚姻すること。民法で禁止され、刑法上は処罰の原因となる。→重婚罪
じゅうこん‐ざい【重婚罪】
配偶者のある者が重ねて婚姻をする罪。刑法第184条が禁じ、2年以下の懲役に処せられる。重婚を持ちかけた者だけでなく、それに応じて婚姻をした者もこの罪にあたる。 [補説]片方が法律婚であっても、も...
じゅ‐り【受理】
[名](スル)提出された願書・届け・訴状などを受け取って処理すること。「婚姻届を—する」
じゅん‐せい【準正】
嫡出でない子が、その父母の婚姻・認知によって嫡出子の身分を取得すること。
じゆう‐けっこん【自由結婚】
「自由婚姻」に同じ。「娘が猶(ま)だ女学校に在る時分—で出来て了ったのだ」〈魯庵・社会百面相〉
じゆう‐こんいん【自由婚姻】
当事者二人の合意だけで成立する婚姻。民法旧規定では男子は30歳以上、女子は25歳以上に認められ、それ未満は成人(20歳以上)であっても父母両方の同意が必要だった。自由結婚。 [補説]昭和22年(...
じょせき‐きかん【除斥期間】
1 一定の権利について法律上認められている存続期間。その期間が経過すると権利は消滅する。遺失物の回復請求権、婚姻・縁組の取消権、買い主の担保責任追求権など。 2 清算手続きで、債権者に債権の申し...
じんこうどうたい‐ちょうさ【人口動態調査】
人口動態統計を作成するために、厚生労働省が毎月行う基幹統計調査。市町村に提出される出生・死亡・死産・婚姻・離婚の届出をもとに集計する。全数調査。明治5年(1872)に始まり、明治32年(1899...
じんこうどうたい‐とうけい【人口動態統計】
国内における出生・死亡・死産・婚姻・離婚の実態の把握を目的とする、国の基幹統計。厚生労働省が人口動態調査を行って作成する。 [補説]人口推計・生命表の作成、人口・厚生労働行政の基礎資料等として利...