じゅう‐こん【重婚】
[名](スル)配偶者のある者が重ねて婚姻すること。民法で禁止され、刑法上は処罰の原因となる。→重婚罪
じゆう‐けっこん【自由結婚】
「自由婚姻」に同じ。「娘が猶(ま)だ女学校に在る時分—で出来て了ったのだ」〈魯庵・社会百面相〉
じんぜん‐けっこん【人前結婚】
出席者を立会人として結婚式を行うこと。また、その結婚式。宗教的色彩を排したもの。神前結婚式などのもじり。
せい‐こん【成婚】
[名](スル)結婚が成立すること。「御—を祝する」「8組のうち5組が—した」
せいぼのけっこん【聖母の結婚】
《原題、(イタリア)Sposalizio della Vergine》ラファエロの絵画。板に油彩。縦174センチ、横121センチ。元は礼拝堂の祭壇画として制作。マリアとヨセフの結婚の場面を遠近法...
せいりゃく‐けっこん【政略結婚】
結婚当事者の家長または親権者が、自己や家の利益のために、当人どうしの意向を無視してさせる結婚。
そうかん‐こん【相姦婚】
姦通によって離婚された者または刑の宣告を受けた者が、姦通の相手方とする婚姻。民法旧規定では禁止していた。
そう‐こん【早婚】
ごく若い年齢で結婚すること。⇔晩婚。
そつ‐こん【卒婚】
夫婦が、それぞれ独立して生活を営むこと。離婚を前提とする別居や家庭内離婚と異なり、互いに婚姻関係を継続する意思がある場合にいう。
ソロレート‐こん【ソロレート婚】
《sororate marriage》妻が死んだときに、夫が、妻の姉妹の一人と再婚する婚姻形態。アフリカのツワナ族、中央アジアのキルギス族などにその例が見られる。⇔レビレート婚。