しっ‐し【嫉視】
[名](スル)ねたみ憎む気持ちで見ること。「同僚を—する」「—反目」
しっ‐と【嫉妬】
[名](スル) 1 自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。「他人の出世を—する」 2 自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気(りんき)。「夫の浮気相手に...
しっと【嫉妬】
《原題、(フランス)La Jalousie》フランスの作家ロブ=グリエの小説。1957年刊。 《原題、(チェコ)Žárlivost》ヤナーチェクの管弦楽曲。1894年作曲。元はオペラ「イェヌ...
しっと‐ぶか・い【嫉妬深い】
[形][文]しっとぶか・し[ク]嫉妬心が強い。また、嫉妬しやすい。「—・い性質」
しっと‐もうそう【嫉妬妄想】
妄想の一。自分の配偶者・愛人などが、他人と愛情関係や性的関係をもっていると信じるもの。
しつ【嫉】
[常用漢字] [音]シツ(漢) [訓]ねたむ そねむ ねたむ。そねむ。「嫉視・嫉妬(しっと)」
そねま・し【嫉まし/妬まし】
[形シク]《動詞「そねむ」の形容詞化》そねみたいさまである。ねたましい。「いかなる者の又かくはするやらんと、—・しくおぼえければ」〈宇治拾遺・一三〉
そねみ【嫉み/妬み】
そねむこと。ねたみ。嫉妬(しっと)。「人の—を受ける」
そね・む【嫉む/妬む】
[動マ五(四)]他人の幸せや長所をうらやみねたむ。嫉妬(しっと)する。「人の才能を—・む」 →妬(ねた)む[用法]
ねた【妬/嫉】
《形容詞「ねた(妬)し」の語幹から》ねたましいこと。また、恨みに思うこと。根にもつこと。「宵に悪口(あくこう)せられしその—に、わざと口を裂かるるとぞ」〈曽我・九〉