どん‐が【嫩芽】
若い芽。新芽。「草木の春風に逢いて—を発するが如く」〈田口・日本開化小史〉
どん‐そう【嫩草】
芽ばえたばかりの若草。
どん‐よう【嫩葉】
新芽の葉。わかば。
どん‐りょく【嫩緑】
若葉の緑。新緑。
のん‐こう【嫩江】
中国北東部、黒竜江省を流れる川。大興安嶺北部に源を発し、南流して吉林省との境をなして松花江に注ぐ。ネンチアン。
ふた‐ば【二葉/双葉/嫩】
1 発芽して最初に出る葉。双子葉植物で2枚出る。《季 春》 2 人間の幼少のころ。また、物事の初め。「栴檀(せんだん)は—より芳(かんば)し」 3 名香の一。伽羅(きゃら)で香味は苦甘。羅国。
わかくさ‐やま【若草山/嫩草山】
奈良市の春日山(かすがやま)の北にある山。標高342メートル。全山芝に覆われて3層の斜面をなし、毎年1月に山焼きが行われる。三笠山ともいうが、古歌の三笠山とは別。→三笠山