か‐けん【家憲】
その家族や子孫が守るべきおきて。一家の決まり。家訓。
かず‐の‐こ【数の子】
《「かど(鰊)のこ」の音変化から》ニシンの卵巣を塩漬けにしたり乾燥させたりした食品。「数の多い子」と子孫繁栄の意にとって、新年・婚礼などの祝儀に用いる。《季 新年》「—に老の歯茎を鳴らしけり/虚子」
かまくら‐ふ【鎌倉府】
室町幕府が東国統治のために鎌倉に置いた機関。その組織は幕府に準じ、長官を公方(くぼう)または御所と呼んだ。正平4年=貞和5年(1349)足利尊氏の二男の基氏を公方に任じ、その後その子孫が継承した...
かんとう‐かんれい【関東管領】
室町幕府の職名。鎌倉公方の補佐役で、上杉憲顕(うえすぎのりあき)が任ぜられて以後、その子孫が世襲した。かんとうかんりょう。
かんむ‐へいし【桓武平氏】
桓武天皇の子孫で、平(たいら)の姓を賜った家系。中でも葛原(かつらばら)親王の孫高望王(たかもちおう)の流れが有名で、伊勢平氏や北条氏・畠山・千葉・三浦・梶原などの諸氏を輩出。
かん‐らく【歓楽/懽楽】
[名](スル) 1 ㋐喜び楽しむこと。「これまで覚えたことのない淡い、地味な—を覚えた」〈鴎外・雁〉 ㋑物質的な欲望を満足させて楽しい思いをすること。「—の巷(ちまた)」 2 ぜいたくに暮らすこ...
がいしょう‐じん【外省人】
1949年の中華人民共和国成立前後、共産党との内戦に敗れた国民党とともに大陸から台湾に渡った人々とその子孫。台湾人口の1割強だが、1980年代に始まった民主化以前は支配層のほとんどを占めていた。...
がんしかくん【顔氏家訓】
中国の家訓書。2巻20編。顔之推(がんしすい)が、子孫への戒めとして記したもの。儒家思想・仏教思想をまじえ、官界で生きていくための教訓などを残す。家訓書の祖となった。
きかん‐じぎょう【帰還事業】
外国に移住した同胞2やその子孫を、母国に帰還させること。1959年から84年にかけて、朝鮮総連が在日朝鮮人とその家族に北朝鮮への帰国・移住を促した事業や、1939年にナチスドイツが、ソ連やリトア...
きた‐アイルランド【北アイルランド】
アイルランド島北東部の地方。中心都市ベルファスト。スコットランド系移民の子孫が多く、アイルランド独立後も英国領にとどまった。プロテスタント系とカトリック系との間に深刻な紛争が続いている。