きょう【向/亨/孝/香/校/梗/興】
〈向〉⇒こう 〈亨〉⇒こう 〈孝〉⇒こう 〈香〉⇒こう 〈校〉⇒こう 〈梗〉⇒こう 〈興〉⇒こう
きょう【孝】
1 孝行。「—の心いみじくあはれなれど」〈浜松・三〉 2 親の追善供養。また、親の喪に服すること。「三年の—送る」〈宇津保・俊蔭〉
きょう・ず【孝ず】
[動サ変] 1 親孝行をする。「父母に—・ずる心もっとも深し」〈今昔・七・二七〉 2 亡くなった親の供養をする。「後々の御わざなど、—・じつかうまつり給ふさまも」〈源・賢木〉
きょう‐よう【孝養】
1 親に孝行を尽くすこと。こうよう。「母への—に生きながらえるみちもあるが」〈谷崎・盲目物語〉 2 亡き親のために供養をして、ねんごろに弔うこと。また、一般に死者の後世(ごせ)を弔うこと。追善供...
こう【孝】
親を大切にすること。孝行すること。「両親に—を尽くす」
こう【孝】
[音]コウ(カウ)(漢) キョウ(ケウ)(呉) [学習漢字]6年 1 親によく仕えること。「孝行・孝子・孝心・孝悌(こうてい)・孝養/至孝・忠孝・不孝」 2 孝行者。「二十四孝」 [名のり]あつ...
こうきょう【孝経】
中国の経書。1巻。中国古代の孝道について孔子と曽子(そうし)が交わした問答を、曽子の門人が記述したものとされる。「古文孝経」と「今文孝経」の二つのテキストがある。
こう‐こう【孝行】
[名・形動](スル) 1 子として親を大切にすること。また、そのさま。親孝行。「—な息子」「親が元気なうちに—する」 2 親に対するのと同じように、人を大切に扱うこと。「奥さん—」
孝行(こうこう)のしたい時分(じぶん)に親(おや)はなし
親の気持ちがわかるような年になって孝行がしたいと思っても、もう親はいない。親の生きているうちに孝行しておけばよかったと後悔することが多いということ。
こう‐し【孝子】
1 親によく仕える子。親孝行な子。「—説話」 2 父母をまつる墓碑銘などを書くとき、子が自分の名の上につける語。