まごたろう‐むし【孫太郎虫】
ヘビトンボの幼虫。川の底や石の間にすみ、体は円筒状で、体長4〜5センチ。腹部は柔らかく両側にえらが総状に並ぶ。民間で小児の疳(かん)の薬にした。ざざむし。《季 夏》
まご‐だき【孫抱き】
新しく生まれた子の七夜あるいは宮参りの日に行う祝い。この日に母親の里方の祖母が初めて孫を抱く風習がある。
まご‐だな【孫店】
母屋にさしかけてつくった店。「—に夫婦暮しで住む伴蔵と申す者」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
まご‐でし【孫弟子】
弟子の弟子。又弟子。
まご‐の‐て【孫の手】
《「麻姑(まこ)の手」の意》長さ30〜60センチの竹または木の棒の先端を人の手首から先の形に作ったもの。背中をかくのに使用。→麻姑(まこ)
まご‐の‐ひ【孫の日】
10月の第3日曜日。祖父母と孫のコミュニケーションを深めることを目的に、日本百貨店協会が敬老の日の1か月後に設定。平成11年(1999)開始。
孫(まご)は子(こ)よりも可愛(かわい)い
孫は自分の子ども以上にかわいい。祖父母が孫を甚だしくかわいがることをいう。
まご‐ばり【孫針/孫鉤】
船釣りに用いる仕掛けで、釣り針の下につける小形の針。上の針にかからなかった魚を引っかけるためのもの。
まご‐びき【孫引き】
[名](スル)直接に原典から引くのではなく、他の本に引用された文章をそのまま用いること。「論文の引例をそのまま—する」
まご‐びさし【孫庇/孫廂】
寝殿造りなどで、母屋から出ている庇の外側に、さらに継いで添えた庇。またびさし。