えんじゅ‐どう【延寿堂】
1 病気の僧のための治療所。安楽堂。 2 禅宗で、火葬場のこと。
オイタナジー【(ドイツ)Euthanasie】
安楽死。安死術。ユータナジー。
おいまつ【老松】
謡曲。脇能物。世阿弥作。都の人が天神のお告げで筑紫の安楽寺へ行くと、老松の精が現れ、飛び梅と追い松の伝説を語って舞をまう。 能の「老松」をもとにした常磐津・富本・清元・長唄・一中節などの曲名。
おりたたみ‐いす【折(り)畳み椅子】
持ち運びに便利なように、折り畳むことができる椅子。スツール・安楽椅子・パイプ椅子など、形状はさまざまある。
かん‐もん【棺文】
棺に書く経文。「出離生死、入住涅槃、寂静無畏、究竟安楽」など。
がく【楽〔樂〕】
[音]ガク(呉)(漢) ラク(呉)(漢) [訓]たのしい たのしむ [学習漢字]2年 〈ガク〉音を組み立てた調べ。音楽。「楽器・楽章・楽団・楽譜・楽屋/雅楽・器楽・声楽・奏楽・能楽・舞楽・邦楽...
がりょう‐てんせい【画竜点睛】
《中国、梁の張僧繇(ちょうそうよう)が、金陵の安楽寺の壁にかいた竜に睛(ひとみ)を入れたら、たちまち雲に乗って昇天したという「歴代名画記」七の故事から》最後の大事な仕上げ。また、ほんの少し手を加...
苦(く)あれば楽(らく)あり
苦しい事のあとには楽しい事がある。また、苦労は必ず報われて安楽となる。
け‐らく【快楽】
1 仏語。煩悩から解放されて得られる安楽。また、浄土の安楽。 2 「かいらく(快楽)」に同じ。「残忍の外—なし」〈露伴・五重塔〉
こう‐あん【苟安】
[名](スル)一時的な安楽をむさぼること。偸安(とうあん)。「僅(わずか)に長藩に諭して兵を退かしめ以て一時を—せり」〈田口・日本開化小史〉