ぶん‐そう【文宗】
文章・文学の面で一派の祖と仰がれるような大家。
ほく‐しゅう【北宗】
1 中国北部で行われた禅宗の一派。開祖は五祖弘忍の弟子の神秀。漸悟(ぜんご)を旨とする。日本へは道璿(どうせん)が伝えた。北宗禅。→南宗 2 「北宗画」の略。
ほっけ‐しゅう【法華宗】
《法華経をよりどころとするところから》 1 古く、天台宗の異称。 2 日蓮宗の俗称。また、その流派のうち、本門流・真門流・陣門流の総称。
ほっそう‐しゅう【法相宗】
中国十三宗・日本南都六宗の一。瑜伽師地論(ゆがしじろん)・成唯識論(じょうゆいしきろん)などを根本典籍とし、万有は識すなわち心の働きによるものとして、存在するものの相を究明する宗派。玄奘(げんじ...
ほんみょう‐ほっけしゅう【本妙法華宗】
日蓮宗の一派。日真を開祖、京都の本隆寺を本山とし、勝劣派の一。明治31年(1898)独立してこの名となったが、現在は法華宗真門流と称する。
ほんもん‐しゅう【本門宗】
日蓮宗の流派の一。六老僧の一人、日興を祖とし、日尊を派祖とする。本山は京都市左京区の要法寺。現在は日蓮本宗と称する。
ほんもん‐ほっけしゅう【本門法華宗】
日蓮宗の一派。日隆を派祖とし、京都妙蓮寺を本山とする。昭和16年(1941)陣門流・真門流と合同して法華宗となったが、昭和25年(1950)独立。
みっ‐しゅう【密宗】
密教。特に、真言宗。⇔顕宗。
むしん‐しゅう【無心衆/無心宗】
無心連歌や狂句を作る人たちの集まり。栗(くり)の本(もと)の衆。
むね【旨/宗】
1 中心となるもの。また、重要なもの。「安全を—とする」 2 (旨)述べたことの中心。趣旨。趣意。「辞退する—を伝える」