じょう‐え【定慧】
互いにかかわり合って仏道を成就させる関係にある、禅定と智慧。
じょう‐かい【常会】
1 (「定会」とも書く)時期を決めて開く会合。定期的な会合。 2 「通常国会」に同じ。
じょう‐かく【定格】
[名・形動ナリ] 1 格式を正しく守ること。かたくるしいこと。また、そのさま。「そんな—なことを言はず」〈伎・夢物語盧生容画〉 2 一定のきまり。「天地気中の機関(からくり)定理—ある事奇々妙々...
じょう‐がく【定額】
1 きまった額。ある一定の数。ていがく。「唐船の数定まりぬれば、—の外に来たれる船をば積み戻しといひて」〈折たく柴の記・下〉 2 「定額僧」に同じ。「浄蔵—を御祈の師にておはす」〈大鏡・良相〉
じょうがく‐じ【定額寺】
平安時代、朝廷が特に数を限り官寺に準じて制定した寺。私寺の乱造を防ぎ統制を強めるために制定したもので、官稲を受けた。
じょうがく‐そう【定額僧】
平安時代、諸官寺に員数を定めて置かれ、朝廷より供料をうけた僧。
じょう‐き【定器/常器】
《「じょうぎ」とも》 1 日常用いる器。特に飯などを食べるのにいつも用いる椀(わん)など。御器(ごき)。「家内上下の—どもを、侍従誂へんといふを聞いて」〈咄・醒睡笑・六〉 2 飯などを盛って仏前...
じょう‐ぎ【定規/定木】
1 物を裁断したり、線を引いたりするのにあてがって使う器具。三角定規・T字定規・雲形定規などがある。 2 物事の標準。手本。模範。「自分の—で他人をはかる」「杓子(しゃくし)—」
じょうぎ‐ざ【定規座】
南天の小星座。蠍(さそり)座の南にあり、7月中旬の午後8時ごろ、南の地平線上に一部が現れる。学名(ラテン)Norma
じょうぎ‐ぶち【定規縁】
両開き戸や引き分け戸で、閉じたとき戸の合わせ目が透かないように縦に取り付けた細い木。帖木(じょうぎ)。