ほうせき‐さんご【宝石珊瑚】
装飾品として使用されるサンゴの総称。花虫(かちゅう)綱八放サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属する。アカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴなど。骨格を研磨すると美しい光沢が得られる。
ほうせんじ‐かご【宝泉寺駕籠】
辻駕籠(町駕籠)の最上等のもの。富豪の市民や小身の大名が用い、多くは裃(かみしも)着用の際に乗った。
ほう‐ぜん【宝前】
神仏の前を尊んでいう語。ひろまえ。
ほう‐そ【宝祚】
天子の位。皇位。
ほうそう‐げ【宝相華】
唐草文様の一種。唐草に、架空の5弁花の植物を組み合わせた空想的な花文。中国では唐代、日本では奈良・平安時代に装飾文様として盛んに用いられた。宝相華文。
ほう‐ぞう【宝蔵】
1 貴重な物品として大切に納めておくこと。 2 宝物を納めておく蔵。宝庫。 3 経典を納めておく建物。経蔵。 4 仏語。仏の教え。
ほうぞういん‐りゅう【宝蔵院流】
槍術の一派。奈良興福寺に属する宝蔵院の僧、胤栄(いんえい)が開祖。鎌槍を用いるので鎌宝蔵院流ともいう。
ほう‐たん【宝丹】
江戸末期に売り出された、赤褐色の湿潤性粉末の気つけ薬。
ほうだつ‐ざん【宝達山】
石川県、能登半島の基部にほぼ南北に続く宝達丘陵の主峰。標高637メートル。江戸時代には金を産出。
ほう‐たく【宝鐸】
⇒ほうちゃく(宝鐸)