きゅう【宮】
1 宮殿。 2 中国・日本音楽の階名の一。五声の基音となる第1音。 3 「宮刑」の略。 4 黄道(こうどう)を30度ずつ12に区分した、それぞれの部分。「白羊—」
きゅう【宮】
[音]キュウ(漢) グウ(慣) ク(呉) [訓]みや [学習漢字]3年 〈キュウ〉 1 王などの住む大きな建物。「宮城・宮中・宮廷・宮殿/王宮・月宮・後宮・迷宮・離宮」 2 五刑の一。生殖機能...
きゅう‐い【宮闈】
宮中の后妃の居所。「后(きさき)と申すは、位を—に正しくして」〈古活字本保元・下〉
きゅう‐けい【宮刑】
古代中国の五刑の一。死刑に次ぐ重い刑罰で、男子は去勢され、女子は監房に幽閉された。腐刑。宮。
きゅう‐けつ【宮闕】
《「闕」は宮殿の門の意》宮城。皇居。禁中。
きゅう‐さい【宮宰】
フランク王国メロビング朝の最高官職。元来は王家の家政をつかさどるものだったが、王権の衰退とともに地位を高め行政職となったもの。マヨルドムス。
きゅう‐しつ【宮室】
1 帝王・天皇の宮殿。 2 帝王・天皇の一族。皇室。
きゅう‐しょう【宮相】
宮内(くない)大臣の略称。
きゅう‐じ【宮仕】
宮中や貴人に仕えること。「—暇なくて日数を送り、家に帰らず候」〈曽我・五〉
きゅう‐じょ【宮女】
宮中に仕える女性。女官。