よせ【寄せ】
1 寄せること。寄せ集めること。「人—」「客—」 2 囲碁・将棋の終盤戦の細かい詰め。 3 望みを寄せること。信任。信頼。「時世の—今一きはまさる人には」〈源・明石〉 4 一身上の力となる人。後...
よせ‐あつめ【寄(せ)集め】
寄せ集めること。また、寄せ集めたもの。特に、系統も考えずにただ単に寄せ集めたもの。「がらくたの—」「—のメンバー」
よせ‐あつ・める【寄(せ)集める】
[動マ下一][文]よせあつ・む[マ下二]散らばっているものを寄せて一つところに集める。「落ち葉を—・めて焚(た)く」
よせ‐あり【寄せ蟻】
梁(はり)や鴨居(かもい)をつるときに用いる仕口(しくち)。吊(つ)り束(づか)の下端に蟻枘(ありほぞ)を作り、梁や鴨居に蟻穴と逃げ穴を彫り、蟻枘を逃げ穴から差し込んで横に移動させ、蟻穴に収める...
よせ‐あわせ【寄(せ)合(わ)せ】
寄せ合わせること。寄せ集め。
よせ‐あわ・せる【寄(せ)合(わ)せる】
[動サ下一][文]よせあは・す[サ下二]寄せて一つに合わせる。寄せ集める。「板切れを—・せて犬小屋を作る」
よせ‐うえ【寄(せ)植え】
植物を寄せ集めて植えること。また、その植えたもの。「—の鉢」
よせ‐うた【寄(せ)歌】
思いを物に寄せてうたった歌。
よせ‐え【寄(せ)絵】
ある物を集めて一つの形とした絵。幕末の浮世絵師歌川国芳と弟子が描いた、人の顔が多数の人体からなる絵などが有名。16世紀のヨーロッパでも、イタリアのアルチンボルドが似た構想の絵を描いている。
よせ‐え【寄(せ)餌】
「撒(ま)き餌(え)」に同じ。