ふじ‐だいがく【富士大学】
岩手県花巻市にある私立大学。昭和40年(1965)に奥州大学として開学。昭和51年(1976)現校名に改称した。経済学部の単科大学。
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。
ふじ‐つぼ【富士壺】
フジツボ科・イワフジツボ科の甲殻類の総称。海産で、岩や船底などに固着する。殻は石灰質で円錐状をなし、中に体が倒立した状態で収まっている。頂部から蔓(つる)状の六対の脚を伸ばし、プランクトンなどを...
ふじ‐づか【富士塚】
富士講の信者が、富士山に模して築いた塚。江戸時代、関東地方一円に数多く作られ、陰暦6月1日に山開きの行事をした。
ふじとこは‐だいがく【富士常葉大学】
静岡県富士市にあった私立大学。平成12年(2000)、富士市との公私協力方式で設立。平成25年(2013)常葉学園大学・浜松大学と統合され、常葉大学となった。
ふじにたつかげ【富士に立つ影】
白井喬二の長編小説。大正13年(1924)から昭和2年(1927)にかけて報知新聞に連載。単行本は、大正14年(1925)から昭和2年(1927)にかけて全8冊を刊行。幕末から明治初頭を時代背景...
富士(ふじ)には月見草(つきみそう)がよく似合(にあ)う
太宰治の「富嶽百景」にある一節。日本一といわれる富士山の雄姿には、けなげな月見草の美しさがよく調和している。
ふじのね‐の【富士の嶺の】
[枕]富士山の燃えて火を噴く意から、「燃ゆ」にかかる。「—燃えつつとはに思へども」〈古今・雑体〉
ふじ‐の‐まきがり【富士の巻狩(り)】
鎌倉時代、富士山麓で行われた狩り。建久4年(1193)源頼朝が催した狩りは、曽我兄弟の仇討ちで有名。
ふじのみや【富士宮】
静岡県東部、富士山南西麓にある市。浅間(せんげん)神社の門前町で、富士山の表登山口。製紙・フィルムなどの工業が盛ん。平成22年(2010)に芝川町を編入。人口13.2万(2010)。