ごひゃくらかんじさざいどう【五百らかん寺さゞゐどう】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江東区大島付近にあった禅寺五百羅漢寺の境内の三匝堂(さんそうどう)から富士山を眺める人々の姿を描いたもの。
とがし【富樫】
姓氏の一。 加賀の石川郡富樫郷を本拠とした豪族。鎌倉末期より南北朝時代にかけ、守護として勢力を張ったが、戦国時代に一向一揆のために滅亡。 [補説]「富樫」姓の人物富樫広蔭(とがしひろかげ)富...
とがし‐ひろかげ【富樫広蔭】
[1793〜1873]江戸末期の国学者。紀伊の人。本居大平・春庭に学ぶ。「詞の玉襷」「詞の玉橋」などの著で、すぐれた品詞論を遺した。
とがし‐まさちか【富樫政親】
[1455〜1488]室町中期の武将。加賀の人。応仁の乱で細川氏の東軍に属し、蓮如の後援で西軍についた弟幸千代丸を退けて加賀を支配した。のち、本願寺門徒の一向一揆と争い、高尾城に敗死。
とだ‐じょう【富田城】
島根県安来(やすぎ)市にあった城。戦国大名尼子氏の本城で、永禄9年(1566)毛利軍に攻められて落城。富田月山城(とだがっさんじょう)。
とだ‐りゅう【富田流】
1 剣道の一派。越前朝倉氏の家臣、富田九郎左衛門長家を祖とする。 2 槍術(そうじゅつ)の一派。越前朝倉氏の家臣、富田牛生(とだごせい)を祖とする。
とま・す【富ます】
[動サ五(四)]富むようにする。豊かにする。「国を—・す」
とみ【富】
1 集めた財貨。財産。「巨万の—を築く」 2 経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の—」 3 「富籤(とみくじ)」の略。
とみい‐まさあきら【富井政章】
[1858〜1935]民法学者。京都の生まれ。フランス法学派の中心的存在。民法典起草者の一人。東大教授・貴族院議員・枢密顧問官などを歴任。著「民法原論」など。
とみおか【富岡】
群馬県南部の市。日本の洋式機械製糸の発祥地。現在は製糸業にかわり電気工業が中心。平成18年(2006)3月、妙義町と合併。人口5.2万(2010)。