いん‐ぷ【殷富】
[名・形動]《「殷」は盛んの意》栄えて豊かなこと。また、そのさま。「貿易を業として、—を極め」〈竜渓・経国美談〉 「下は貧にして上は—なる時節と云う可し」〈福沢・文明論之概略〉
かげ‐とみ【影富】
江戸時代の富籤(とみくじ)で本富(ほんとみ)の何番が当たるかを賭け合ったばくちの一種。→本富
かんげ‐とみ【勧化富】
勧化2のために行われる富くじ。
きょ‐ふ【巨富】
非常に多くの財産。「—を築く」
こく‐ふ【国富】
1 国家の財産。国家の経済力。 2 一国内の全有形資産に、対外純資産を加えた総額。
ごう‐ふ【豪富】
非常に大きな富を持つこと。また、その人。大金持ち。富豪。
じょう‐ふ【饒富】
[名・形動]豊かなこと。また、そのさま。富饒。「身上の—になる所から自然に世の中が和合して」〈小川為治・開化問答〉
とうしゅいとん‐の‐とみ【陶朱猗頓の富】
《陶朱は金満家として知られ、猗頓は魯国の富豪であったところから》莫大(ばくだい)な富。また、富豪。
とくとみ【徳富/徳冨】
姓氏の一。 [補説]「徳富/徳冨」姓の人物徳富蘇峰(とくとみそほう)徳冨蘆花(とくとみろか)
とみ【富】
1 集めた財貨。財産。「巨万の—を築く」 2 経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の—」 3 「富籤(とみくじ)」の略。