ゆき‐だおれ【行(き)倒れ】
病気・寒さ・飢えなどのため、道ばたで倒れたり死んだりすること。また、その人。行路病者。いきだおれ。
ゆき‐つばき【雪椿】
ツバキ科の常緑小高木。本州の日本海側の雪の多い山地に自生。枝は低く垂れ、葉は広卵形。4、5月ごろ赤い花が咲く。寒さに強く、栽培もされる。
ゆる・む【緩む/弛む】
[動マ五(四)] 1 ぴんと張ったものがたるむ。締めぐあいが弱くなる。ゆるくなる。「ねじが—・む」「ひもが—・む」 2 緊張がほぐれる。油断する。「気が—・む」 3 厳しかった状態・程度がゆる...
よい‐づき【宵月】
宵の間だけ出ている月。特に、旧暦8月の2日から7日ころまでの月。夕月。《季 秋》「—の雲にかれゆく寒さかな/鬼貫」
よ‐かん【余寒】
立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ。残寒。「—厳しき折から」《季 春》「鎌倉を驚かしたる—あり/虚子」
善(よ)く言(い)・う
1 十分に言う。「勉強するように—・っておくよ」 2 巧みに言う。「暑さ寒さも彼岸までとは—・ったものだ」 3 たびたび言う。「短気だと—・われる」 4 ぬけぬけと言う。言ってのける。「自分のこ...
よ‐さむ【夜寒】
夜の寒さ。特に、秋が深まって夜の寒さが強く感じられること。また、その季節。《季 秋》「あはれ子の—の床の引けば寄る/汀女」
よ‐だ・つ【弥立つ】
[動タ五(四)]《「いよだつ」の音変化。多く上に「身の毛」を伴って用いる》恐怖または寒さのために、ぞっとしてからだの毛が立つ。「身の毛が—・つ話」
よ‐はだ【夜肌】
夜の肌。夜、肌に感じること。「一人寝の—の寒さ知りそめて昔の人も今ぞ恋しき」〈古今六帖・五〉
りつもう‐きん【立毛筋】
皮膚の毛包から真皮へ斜めに走る平滑筋。寒さなどの刺激によって収縮すると毛が立ち、鳥肌となる。起毛筋(きもうきん)。