あら‐かん
「嵐寛寿郎」の愛称。
おおくぼ‐ただひろ【大久保忠寛】
[1818〜1888]江戸末期の幕臣。隠居後、一翁と称する。老中阿部正弘に登用され、目付など諸役職を歴任。戊辰戦争では勝海舟とともに江戸城明け渡しに尽力。新政府にも仕えた。
かん【寛】
[形動][文][ナリ]扱いが緩やかなさま。「—に過ぎる処置」
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ 1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」 2 気持ちにゆとりがある。心が広い。...
かん‐かん【寛寛】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしているさま。「加藤は—とお酌をさせながら」〈木下尚江・良人の自白〉
かん‐かん【桓寛】
中国、前漢の政治家・学者。汝南(河南省)の人。字(あざな)は次公。昭帝のときに宮廷で行われた塩鉄専売に関する議論を「塩鉄論」10巻にまとめた。生没年未詳。
きくち‐かん【菊池寛】
[1888〜1948]小説家・劇作家。香川の生まれ。本名、寛(ひろし)。第三次・第四次「新思潮」同人。文芸家協会の設立に尽力し、雑誌「文芸春秋」を創刊。のち、芥川賞・直木賞を制定した。小説「恩讐...
きせのさと‐ゆたか【稀勢の里寛】
[1986〜 ]力士。第72代横綱。茨城県出身。本名、萩原寛。平成29年(2017)横綱に昇進。優勝2回。平成31年(2019)引退。→第71代横綱鶴竜(かくりゅう) →第73代横綱照ノ富士
くりた‐ひろし【栗田寛】
[1835〜1899]幕末・明治期の歴史学者。常陸(ひたち)の人。号は栗里。水戸の彰考館に入り、「大日本史」の編纂(へんさん)に参加。著「荘園考」など。
しもざわ‐かん【子母沢寛】
[1892〜1968]小説家。北海道の生まれ。本名、梅谷松太郎。新聞記者を経て、大衆文学作家として活躍。作「新選組始末記」「国定忠治」「父子鷹」など。