あん‐さつ【按察】
[名](スル)調べてただすこと。特に、政治・行政上についていう。「大皇帝より南方蓬莱(ほうらい)の通路を—するの命を奉じ」〈魯庵・社会百面相〉
いがく‐かんさつ【医学観察】
中国政府が新型インフルエンザなどの感染症の侵入・拡大を防止するために行う措置の一つ。感染の疑いがある者を在宅・病院などに一定期間隔離し、医師などの専門家が健康状態・病状を定期的に確認する。
いちきゅうよんろくぶんがくてきこうさつ【一九四六・文学的考察】
評論集。加藤周一・中村真一郎・福永武彦による共著。昭和22年(1947)刊。
いどう‐けいさつ【移動警察】
列車・汽船など交通機関の中で、都道府県の管轄を越えた犯罪を取り締まるため、警察官を交通機関に乗り込ませる制度。
えいぎょう‐けいさつ【営業警察】
商工業その他の営業に対して、社会公共の安全と秩序に反しないように取り締まる警察作用。古物営業法や風俗営業法による立ち入り検査など。
えいせい‐けいさつ【衛生警察】
国民の健康を保全するために、その障害や危険を除去する衛生行政の一部を担当する警察作用。
かく‐ささつ【核査察】
⇒保障措置
か‐さつ【苛察】
[名・形動]細かい点にまで立ち入って、厳しく詮索(せんさく)すること。また、そのさま。「物の大体を見る事においては…とかく—に傾きたがる男で」〈鴎外・阿部一族〉
かん‐さつ【監察】
[名](スル)監督・査察すること。取り締まり、調べること。また、その役。「業務状況を—する」「—官」
かん‐さつ【観察】
[名](スル) 1 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。「動物の生態を—する」「—力」 2 《「かんざつ」とも》仏語。智慧によって対象を正しく見極めること。