じ【寺】
てら。多く接尾語的に用いて寺院を数えるのに使う。「末寺数百—を数える本山」
じ【寺】
[音]ジ(呉) [訓]てら [学習漢字]2年 〈ジ〉 1 てら。「寺院・寺号/社寺・僧寺・尼寺(にじ)・廃寺・仏寺・末寺」 2 役所。「鴻臚寺(こうろじ)」 〈てら(でら)〉「尼寺(あまでら...
じ‐いん【寺院】
仏寺とそれに付属する別舎をあわせた称。また、広くイスラム教・キリスト教の礼拝堂にもいう。てら。
じいん‐はっと【寺院法度】
江戸幕府が寺院統制のために制定した法令の総称。慶長6〜元和2年(1601〜1616)各宗を対象に出され、寛文5年(1665)各宗共通の「諸国寺院御掟」が制定された。諸宗寺院法度。
じいん‐ぼち【寺院墓地】
寺院が管理している墓地。購入の際は、その寺院の檀家(だんか)となる必要がある。→公営墓地 →民営墓地
じ‐かく【寺格】
寺の格式。勅願寺・祈願寺・門跡(もんぜき)寺院、また、本山・別院・末寺などの類。
じ‐かん【寺観】
1 《「観」は道士の住む建物の意》僧の住する寺と、道士の住する観。 2 寺院。堂塔。
じ‐がく【寺額】
寺の名を記して本堂や門などに掲げる額。山号額。
じ‐け【寺家】
1 てら。寺院。 2 寺の者。また、僧侶。「—捉へて、縄をつけ繋ぎ餧(か)ふ」〈霊異記・中〉
じ‐げ【寺解】
寺から朝廷・役所に差し出す上申文書。