あむ‐つち【射垜】
⇒あずち
い‐あ・てる【射当てる/射中てる】
[動タ下一][文]いあ・つ[タ下二] 1 矢を射て命中させる。「的に—・てる」 2 ねらったものを自分のものにする。「金賞をまんまと—・てる」
い‐おと・す【射落(と)す】
[動サ五(四)] 1 矢を射当てて落とす。「飛んでいる鳥を—・す」 2 ねらっていた地位・人などを手に入れる。射止める。「社長の座を—・す」「彼の心を—・す」
い‐かえ・す【射返す】
[動サ五(四)] 1 敵が射かけてきたのに応じて、こちらからも射る。応射する。「敵陣に向かって—・す」 2 光を照り返す。反射する。「二つの甲(かぶと)が、月下に躍る細鱗の如く秋の日を—・す」〈...
い‐か・ける【射掛ける】
[動カ下一][文]いか・く[カ下二]敵に向かって矢を放つ。「火矢を—・ける」
い‐き・る【射切る】
[動ラ五(四)] 1 矢を射尽くす。「携えた矢を—・る」 2 矢を射当て、物を切り離す。「扇のかなめぎは一寸ばかりを射て、ひいふっとぞ—・ったる」〈平家・一一〉
い‐こみ【射込み】
野菜などの中身をくりぬき、中にほかの材料をつめこむこと。また、その料理。
い‐こ・む【射込む】
[動マ五(四)] 1 矢をねらうものの中にはなつ。「敵陣に—・む」 2 光・視線などを鋭く放つ。「紫の光が、ぱっと—・まれた」〈里見弴・大道無門〉
い‐すく・める【射竦める】
[動マ下一][文]いすく・む[マ下二] 1 相手を見据えてこわがらせ、身が縮むようにする。「鋭い眼光で—・められる」 2 矢を射て敵を萎縮させ、身動きできないようにする。「ただ遠矢に—・めければ...
い‐つ・ける【射付ける】
[動カ下一][文]いつ・く[カ下二] 1 光などが、物を強く照らす。「華やかな夕日がつっとその白地の浴衣に—・けた」〈真山・南小泉村〉 2 矢を射って物に当てる。射当てる。「母から疑惑の矢を胸に...