あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」 3 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」 ...
あと‐あと【後後】
将来。のちのち。「—のために蓄えておく」
あと‐さき【後先】
1 ある場所の前と後ろ。前後。「—を見回す」 2 ある時点の前と後。過去と将来。前後の事情。「—の考えもなく着手する」 3 物事の順序。また、筋道。「—を取り違える」
あと‐だのみ【後頼み】
後の事を依頼すること。また、将来に望みを託すこと。
アニマル‐スピリット【animal spirit】
企業家の投資行動の動機となる、将来に対する主観的な期待。英国の経済学者ケインズが「雇傭・利子および貨幣の一般理論」のなかで使用した用語。経済活動の多くは合理的動機に基づいて行われるが、その一方で...
あらまし‐ごと【あらまし事】
前もって、こうなるだろうと推測されること。将来の予想、または計画や希望。「今ゆく末の—をおぼすに」〈源・澪標〉
あん‐えい【暗影/暗翳】
1 暗いかげ。「—と光と熱とを帯びた雲の群」〈藤村・破戒〉 2 将来に不安をいだかせるようなきざし。「前途に—を投ずる」
暗影(あんえい)を投(とう)・ずる
将来に対する不安を投げかける。「わが国の経済に—・ずる事件」
あん‐じ【暗示】
[名](スル) 1 物事を明確には示さず、手がかりを与えてそれとなく知らせること。また、そのような手がかり。サジェスチョン。「—を与える」「将来を—する事件」 2 人の感情や考えが、言葉や絵など...
あん・ずる【案ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。「一計を—・ずる」 2 心配する。思い煩う。気遣う。「—・ずるには及ばない」「将来を—・ずる」 3 はっきりしな...