しろし‐め・す【知ろしめす】
[動サ四]《「しらしめす」の音変化で、平安時代以降の語》「知る」の尊敬語。 1 知っていらっしゃる。おわかりでいらっしゃる。「故按察大納言は、世になくて久しくなり侍りぬれば、え—・さじかし」〈源...
しん【神】
《「じん」とも》 1 万物を支配する不思議な力をもち、宗教的な畏怖・尊敬・礼拝の対象となる存在。かみ。「守護—」「狐と申すは皆—にて」〈狂言記・今悔〉 2 人知ではかり知れない不思議なはたらき。...
しん‐けい【信敬】
[名](スル)信じて心から尊敬すること。しんきょう。「我を—し、国事の為めには、死生を共にせんとぞ、誓い居たるに」〈竜渓・経国美談〉
しん‐すい【心酔】
[名](スル) 1 ある物事に心を奪われ、夢中になること。「バロック音楽に—する」 2 ある人を心から慕い、尊敬すること。「トルストイに—する」
しん‐ぷく【心服】
[名](スル)《「しんぶく」とも》心から尊敬して従うこと。「師として慕い、—する」
じょう【丈】
[名] 1 尺貫法の長さの単位。10尺。1丈は、曲尺(かねじゃく)で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。 2 たけ。長さ。「—の短い反物」 3 「杖(じょう)2」に同じ。 [接尾]...
す
[助動][せ|せ|す|する|すれ|せよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 相手が自分の思うようにするように、また、ある事態が起こるようにしむける意を表す。「例の声出(い)ださせて、随身に...
す
[助動][さ|し|す|す|せ|せ]《上代語》四段・サ変動詞の未然形に付く。軽い尊敬、または親愛の意を表す。…なさる。「我が形見見つつ偲(しの)はせあらたまの年の緒長く我も思はむ」〈万・五八七〉 ...
すずろ【漫ろ】
[形動][文][ナリ]《「そぞろ」と同語源》 1 (多く「すずろに」の形で)あてのないさま。また、これといった理由・目的のないさま。漫然。「人をして—に尊敬の念を起こさせる」〈倉田・愛と認識との...
せい‐び【斉眉】
《後漢の梁鴻の妻の孟光が食膳を捧げるとき、その高さを眉(まゆ)と斉(ひと)しくしたという「後漢書」梁鴻伝の故事から》妻が夫を深く尊敬して仕えること。「—の礼」