じん【尋】
長さや深さの単位。古代中国では8尺。日本では「ひろ」とも呼び、6尺または5尺とされる。→尋(ひろ)
じん【尋】
[常用漢字] [音]ジン(呉) [訓]たずねる ひろ 1 長さの単位。両手を広げた長さ。ひろ。「千尋」 2 普通。なみ。「尋常」 3 探り求める。訪れる。「尋訪」 4 (「訊」の代用字)問いたず...
じん‐し【尋思】
[名](スル)思いをめぐらすこと。
じん‐じょ【尋所】
「尋承(じんじょう)」に同じ。「いまだ案内を知らぬに、—せよ」〈平家・一一〉
じん‐じょう【尋常】
[名・形動]《1尋と1常(1尋の2倍)で、普通の長さの意から》 1 特別でなく、普通であること。また、そのさま。あたりまえ。「—な(の)方法では完成しない」「精神状態が—でない」 2 見苦しくな...
じん‐じょう【尋承】
《「じんしょう」とも》案内すること。また、その人。嚮導(きょうどう)。尋所(じんしょ)。「鷲尾—にて下り上り打つほどに」〈盛衰記・三七〉
じんじょう‐いちよう【尋常一様】
[名・形動]普通と異なるところのないこと。また、そのさま。なみひととおり。「—な(の)努力では成功はおぼつかない」
じんじょう‐か【尋常科】
1 旧制の尋常高等小学校で、一般尋常小学校に相当する課程。 2 旧制の7年制高等学校で、下級4年間の課程。
じんじょう‐かいめん【尋常海綿】
⇒普通海綿
じんじょうこうとう‐しょうがっこう【尋常高等小学校】
旧制の小学校で、尋常小学校の課程と高等小学校の課程とを併置した学校。