こ‐きりこ【小切子/筑子】
日本の民俗楽器。長さ20〜30センチの竹棒を両手に1本ずつ持って打ち鳴らす。古くは放下僧(ほうかそう)が用いたもので、現在は各地の民俗芸能に残る。
こきりこ‐おどり【小切子踊(り)】
小切子を持って、打ち鳴らしながら踊る踊り。富山県五箇山(ごかやま)地方、新潟県柏崎市女谷(おなだに)などに残る。
こきりこ‐ぶし【小切子節】
富山県五箇山(ごかやま)地方の民謡。こきりこ踊りで小切子・笛・太鼓などではやしながら歌われる。
こ‐ぎって【小切手】
銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。
こぎって‐ちょう【小切手帳】
小切手用紙をつづり合わせた帳面。
こ‐ぎり【小切り】
1 物を小さく切ること。また、そのように切ったもの。 2 少しずつ値切ること。多く「値切り小切り」の形で用いる。
こぎり‐め【小切り目】
[名・形動ナリ]技などが細かいこと。器用なこと。また、そのさま。「—に仕立つる男ならば、髪短かるべし」〈色道大鏡・二〉
こ‐ぎ・る【小切る】
[動ラ五(四)] 1 小さく区切る。「彼の体を心配して…お豊が酒を—・るのも」〈里見弴・多情仏心〉 2 値切る。「値段はもっと—・ることが出来るし」〈武田・銀座八丁〉
こ‐ぎれ【小切れ/小布】
1 布地の小さい切れ端。「—をはぎ合わせる」 2 歌舞伎で、役者の衣装に付属する布製の小物。手ぬぐい・足袋・鉢巻きなど。紙・タバコなどの消耗品を含むこともある。小切れ物。
こぎれ‐もの【小切れ物】
⇒小切れ2