こ‐きび【小気味】
「こきみ」の音変化。「—が好(よ)い」
こ‐きみ【小気味】
(多く「小気味好(よ)い」「小気味悪い」などの形で)「気味」を強めていう語。
小気味(こきみ)が好(よ)・い
「小気味好い」に同じ。「—・い勝ちっぷり」
小気味(こきみ)が悪(わる)・い
「小気味悪い」に同じ。
こきみ‐よ・い【小気味好い】
[形][文]こきみよ・し[ク]行動ややり方などが鮮やかで気持ちがよい。「—・くストライクがきまる」「競争相手を—・くやっつける」 [派生]こきみよげ[形動]こきみよさ[名]
こきみ‐わる・い【小気味悪い】
[形][文]こきみわる・し[ク]薄気味悪い。「—・い猫なで声」
こ‐ぎてん【小機転/小気転】
《「こきてん」とも》ちょっとした機転。目先の機転。「容貌も醜からず—も利きそうな女」〈露伴・いさなとり〉
しょう‐き【小気】
[名・形動]気の小さいこと。また、そのさま。小心。小胆。「正直—の左中将や、腕白の藤吉や」〈蘆花・思出の記〉
しょう‐きこう【小気候】
広がりが10キロ程度以下の狭い地域内にみられる気候。地形・高度・土地利用の状態などに左右される。→大気候 →中気候