てん‐きゃく【展脚】
標本にするため、昆虫などの脚を整えてひろげること。展足。→展翅(てんし)
てん‐し【展翅】
[名](スル)標本にするため、昆虫などの翅(はね)をひろげること。「—板」→展脚
てんしょく‐ざい【展色剤】
絵の具・塗料などで、顔料を均等に分散・付着させる媒体となる液状成分。油絵の具におけるボイル油など。ビヒクル。メディウム。
てん‐じ【展示】
[名](スル)美術品・商品などを並べて一般に公開すること。「作品を—する」「—即売会」
てんじ‐ひこう【展示飛行】
パイロットの技能や航空機の性能を示す目的の飛行。
てん・ずる【展ずる】
[動サ変][文]てん・ず[サ変]ひろげる。また、丁寧に見る。「壁に遺墨を—・じ」〈左千夫・勾玉日記〉
てん‐せい【展性】
物質が圧力や打撃によって、破壊されることなく薄い箔(はく)に広げられる性質。金・銀・錫(すず)・アルミニウムなど、一般に柔らかい金属がこの性質に富む。→延性
てん‐そく【展足】
⇒展脚
てん‐ちゃく【展着】
[名](スル)薬剤などを広くのばしてものに付着させること。また、広くのびてものに付着すること。「軟膏を布に広げて患部に—する」
てんちゃく‐ざい【展着剤】
殺虫剤や殺菌剤が植物や害虫に付着・浸潤するように、主剤にまぜる薬剤。